夫です。
いや〜チェンマイいいところ。過ごしやすいねー。あったかいし、タイ料理おいしいし、なんでも安いし、治安いいし、川も流れてるし、セブンイレブンもそこらにあるし。何不自由なく過ごせる。しかも映画館が徒歩圏に二軒もあるし!1回300円で観られるし。最高っしょ!
ということで、僕らが通ったのはチェンマイの青山、ニマンヘメン通りのショッピングモールMAYAにある『SFX CINEMA』
最新鋭のシネコン。
これで普通席300円で観られるんだから最高。
おまけにちょうど日本映画祭をやっていた。日本映画に飢えていたので歓喜!もちろん観る!
この日本映画祭、毎年やってるみたいで、バンコクやプーケットでも開催されている。
ラインナップは2016年の話題作を持ってきている感じ。
チェンマイでの上映作品のうち「この世界の片隅に」「湯を沸かすほどの愛」「淵に立つ」は昨年観ていたのでパスして、見逃していた「ちはやふる上の句」「あん」「クリーピー」を見た。
『ちはやふる上の句』
かるた部の団体戦を描いた青春映画。漫画原作で作りもかなりテレビっぽいが楽しめた。
部活ものいいね!
広瀬すず、かわいいけど、青春映画にばっちりメイクはあかん。
「ちはやふる」好きな人には部活モノの最高峰「がんばっていきまっしょい」を勧める。
女子ボート部の団体戦を描いた青春映画の傑作。主演は田中麗奈。もちろん、すっぴんだ。
『あん』
ハンセン病患者の被差別の悲しみと希望を描いた美しい映画。重いテーマながら、主演の樹木希林の演技が素晴らしく、ラストは清々しい気持ちになる。「何にもなれなくたって生きている意味はあるのよ」というセリフが胸を打つ。傑作。
『クリーピー』
もしも隣人がサイコパスだったら、という設定ながら隣人以外の登場人物もどこか狂ってる。上映後、「なんだこの映画は」とぼやいてらした年配の日本人男性の言葉が印象的だった。定年後、チェンマイで暮らしてて、久しぶりに日本映画でも観て日本を懐かしもうとして「海街ダイアリー」みたいのを期待して、この狂ったホラーコメディを観たら面食らうだろうな。奇作。
外国で日本映画を観るのはとても楽しい。また機会があれば観よう。
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