妻です。
地下鉄やメータータクシーがないチェンマイにおける市民の足「ソンテウ」について今日は書きたいと思います。
ソンテウって何?
ソンテウとは乗り合いタクシーのことです。小型トラックの荷台が改造してあり、座席があって、そこに乗って目的地まで連れて行ってもらいます。
ソンテウは乗り合いタクシーなので、他のお客さんの目的地に先に行って、自分の目的地まで遠回りされることもあります。そのため、ソンテウに乗る時は時間の余裕を持っておく必要があります。急いでいる時にはトゥクトゥクなど他の手段での移動をお勧めします。
チェンマイには主に市内を走っている赤いソンテウと、ルート固定の路線バスのようなソンテウ(青・緑・白・黄色など)があります。
私達がチェンマイに滞在していた時期は、乾期の終わりから暑季が始まる時期だったのですが、日中はすごく暑くて、日差しもきつく、日本の8月のような感じでした。無理して歩いたら熱中症になりそうな位暑かったです。なので、普段なら歩ける距離でもこのソンテウを使って移動していました。
今回はチェンマイの市街地を中心に走っている赤いソンテウについて書きたいと思います。
ちなみに、トゥクトゥクはソンテウよりも料金が割高です。トゥクトゥクを料金しているのは観光客がメインで、地元の方はあまり利用しないようです。
トゥクトゥクはタイならではの乗り物ですし、遠方へ行くときや急いでいる時には便利だと思います。
お金はないけど時間はたっぷりある私達は一度もトゥクトゥクに乗らずに、ソンテウだけで移動していました。
ソンテウの乗り方
ソンテウを見つけたら、手を挙げて止まってもらいます。
そして、行きたい場所の名前を告げたり、地図を見せます。
運転手さんからOKが出たら、後方の座席に乗り込みます。
先に乗っている乗客の行き先の兼ね合いなどで、行き先を告げた後に断られることもありますが、そんな時は諦めずに次のソンテウを探します。
ソンテウの料金
市内・日中での移動であれば、基本的に1人20B(¥64)の定額のようです。
私たちは最初の頃、不安だったので毎回乗車前に値段を聞いていたのですが、そうすると40Bとか、50Bとか、正規より高い値段を言われてしまいます。毎回値切るのもしんどい・・・。
ということで、私達は市内での移動の場合は乗車前に値段を聞くのを辞めました。値段を聞かずにそのまま乗って、20B支払う!これで大体問題なくいけました。
ちなみに、深夜帯や空港や駅など少し離れた所に行く場合は料金が上がります。
運転手さんの方から先に
「1人1人〇〇バーツだよ」と言ってくれるます。その値段が高かったら、そこから頑張って交渉して少し安くしてもらってました。
あまりに高い料金を言われた時は粘らず、次のソンテウを探していました。
待ってたら必ず別のソンテウがやってくるので大丈夫です!
目的地に到着したら
運転手さんは乗客全員の目的地が頭に入っているようで、ほぼ間違いなくお願いした場所で停車してくれます。ただ、まれに運転手さんの知らない場所だったりすると通り過ぎてしまうこともあるので、そんな時は天井にあるブザーを押して止まってもらいます。
ソンテウの楽しみ方
チェンマイ探検
目的地に着くまで、窓や後方の出入り口から見える景色を楽しみます。
今まで知らなかったローカルな場所や屋台街、美味しそうなレストランを探したり、なかなか楽しい時間です。
私は色んな方向を見ると、ソンテウ酔いしてしまうので、ひたすら同じ方向の景色を見てました。
乗客同士でおしゃべり
ソンテウに乗る時は先に乗ってる乗客に「Hi」とか「サワディカー」とか挨拶して乗ります。そこから乗客同士の楽しいしゃべりに発展することもあります。
中国から来ている若者達の賑やかなおしゃべりに参戦したり、チェンマイにロングステイしている、おば様達とチェンマイと日本の暮らしの違いについて話したり、タイ人のおば様とタイの宗教ついて語り合ったり、楽しいおしゃべりをエンジョイしていました。
運転手さんの写真を眺める
これは私のマニアックな楽しみ方なのですが、ソンテウの乗車席にはソンテウの運転手さんの写真が貼ってあります。
多分、ソンテウの運転免許を持っていることを証明しているものなのですが、私はこの写真を見て、お父さん昔はイケメンだったのねーとか、怖そうな顔してたけど、笑うとこんなに可愛いのかとか、写真よりもぽっちゃりしてるなーとか、毎回楽しんでました。
最初はドキドキしながら乗っていたソンテウですが、乗ってみると案外 簡単に安く目的地に行けるし、面白い出会いもあるし、楽しい乗り物だなー!と毎回楽しみながら乗っていました。
チェンマイに行った際には是非ソンテウに乗ってみて下さい。
コメント