妻です。
フィジーを離れ、今香港に滞在しています。
まだまだフィジーについて書ききれていないことがあるので、もう少しお付き合い下さい。
今日はフィジーのクリスマスについて。
フィジーの国民の51%はキリスト教を信仰するフィジー系フィジー人です。
常夏のフィジーも12月に入るとクリスマスムード一色に。
街中がデコレーションされ、お店はクリスマスセールが始まり、ラジオではクリスマスソングが流れます。
ちなみに夏のクリスマスは人生初の経験。なんだか不思議な気分でした。
ホームステイ先でも12月になるとすぐにクリスマスツリーが登場。
夜はリビングの明かりを全て消して、クリスマスツリーの明かりで過ごすというロマンティックな毎日でした。
スーパーでも入り口や店内がクリスマス仕様にデコレーションされ、ベーカリーにはクリスマスカラーのケーキが並びます。店員さんはサンタ帽をかぶって働きます。
一見クリスマスとは縁遠いように思われるローカルな市場もデコレーションされ、カラフルで賑やかな雰囲気に、
市場で働くお兄さん達もサンタ帽をかぶって、はしゃいでました。
彼らはインド系フィジー人で、多分ヒンドゥー教かイスラム教を信仰していると思うのですが、クリスマスは特別みたいです。
クリスマスの過ごし方について、パパやLucyに質問すると、
24日夜から料理やケーキの準備を始めて、25日のクリスマス当日は教会に行き、家では家族や親戚みんな集まってスペシャルな料理やケーキ、カヴァを飲んで過ごすそうです。フィジーはみんな大家族なので、家族親戚が集まるといったらかなりの人数になります。とっても賑やかなクリスマスになるんだと思います。
フィジーでは、クリスマスの12月25日と翌日の26日は祝日なので、ほとんどのお店はお休みです。銀行や郵便局もお休みになり閉まっています。
12月26日が何故祝日なのというと、
「Boxing Day(ボクシングデー)だからです。
ボクシングデーって・・・
私はスポーツのボクシングしか頭に浮かばず・・・分からなかったので、Wikipedia で調べてみました。
Wikipedia によると
ボクシング・デー(Boxing Day)はキリスト教に由来した休日で日付は12月26日。クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人達のために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから”Boxing Day”と呼ばれるようになったそうです。スペルは同じですが、スポーツのボクシングの意味ではないんですね。
クリスマスプレゼントをみんなで開封したり、日頃お世話になっている人に贈り物をしたり、とてもハッピーな祝日ですね。
日本では子供達へのプレゼントは「クリスマスの朝起きたら、枕もとにサンタクロースからのプレゼントが届いている」というスタイルが多いと思いますが、
フィジーではクリスマスツリーの下にプレゼントを置いておくそうです。
私達もBadyへのクリスマスプレゼントを準備していたので、クリスマスツリーに仕込もうかと思っていたのですが、
クリスマスの前に部屋に入ってきたBadyにプレゼントを発見されてしまい、そのまま渡しました。
ちなみに、プレゼントは一緒に映画館で見たディズニー映画「Moana」と彼の大好きな「ドラゴンボール」のアニメDVD。
すごく喜んでくれて、すぐに興奮しながらDVDを見てました。
そんな姿を見ることができたので良かったです。
最後にはドラゴンボール見ながら寝てしまったBady可愛かったです。
私たちは12月24日クリスマスイヴの朝にフィジーを発ったので、クリスマスをフィジーのホストファミリーと一緒に過ごすことができませんでした。
それがすごく残念でした。
パパのスペシャルなクリスマスディナー食べたかった!!
次フィジーに帰る時はクリスマスをフィジーのファミリーと過ごしたいです。
コメント