夫です。
明日、フィジーを発つ我々に、ホストファザーがカヴァの儀を設けてくれた。
カヴァ（KAVA）とは木の根の粉末を水に溶かして作る飲み物で、フィジーではお祝い事や客を招いた時などに飲み交わすのが伝統的な習慣になっている。
マーケットや公園の片隅で5、6人が円状に座ってカヴァを飲んでいるのをよく見かける。
コーヒー豆のように袋詰で売られている。
中には粉末状のカヴァが。
これを水にこして溶かす。
最初はドブロクとかマッコリみたいなお酒かと思ったが、アルコール成分は入ってないらしい。
「酒じゃないが、酒よりもっとハッピーになれるし、疲れも吹っ飛ぶぜ！気分良くなって一晩中飲み続けることもあるぜ！」
酒じゃないのに気分良くなるって、大丈夫ですか？なんかカヴァ&アスカな雰囲気してますが？と不安になり調べてみると、精神鎮静成分が含まれているものの、フィジーはもちろん日本でも合法な飲み物らしい。ただ飲み過ぎると二日酔いのような症状が出ることもあるとのこと。
沖縄のおとーりのように1人ずつおわんで一気飲みして次の人に回していく。
見た目は完全に泥水
恐る恐る飲んでみた。
味も泥水じゃねーか！
飲め飲め言われて結局5杯ぐらい飲んだ。
特に体の変化はなかったけどいつもよりぐっすり眠れた気がする。
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