妻です。
チェンマイに一ヶ月滞在してきた私達にとっては、久々の移動です。
そして、今回は夫婦揃って、人生初の寝台列車に挑戦するのでワクワクしていました。
私たちが買った切符は
15:30チェンマイ駅発
翌5:30バンコク着
運賃は1人580バーツ(¥1,856)です。
出発の1時間前に駅に到着。駅の隣にあるカフェ、アッパークラフトカフェでチェンマイ最後のマンゴーチーズケーキを堪能。
タイ・チェンマイの目的別おすすめカフェ7つ – 世界一周日和
出発の時間が近付きいよいよ電車に乗り込みます。
チェンマイ駅
私達が乗った車両は 2等のノンエアコン車両
扇風機はあるけど、停車中の車内はすごく暑い。
近くの席の中国人のおばちゃんは
「暑くてやってらんないわー」と、発車ギリギリまでホームで過ごしていました。
15:45 定刻から少し遅れて出発
電車が走り出すと窓から気持ちの良い風が入ってきます。
快適快適。
出発後しばらくすると、車掌さんが切符の確認にきました。
そしてその後に夕食の注文を取りに、食堂のおばちゃんがやって来ます。
食事の内容・食べる場所(座席or食堂車両)・時間を確認。
いくつかの駅に寄りながら、電車はすすみます。
車窓から見える景色を楽しんだり、読書したり、おしゃべりしたり、お昼寝したり、みんな好きなことをしてゆったり過ごしています。
寝台列車で読む村上春樹のエッセイは格別に面白かったです。
電車から見えた夕日
特別に綺麗でした
予約していた時間になったので食堂車へ
テーブルに私たちがオーダーした料理が準備されていました。
テーブルいっぱいに並んだ料理。(明日の朝食付)
あれれ、間違って3人分頼んじゃってました。美味しかったしOK。
日没後だったので車窓からの景色は見れなかったけど、ちょうど月が出てて、月を眺めながら晩御飯。
電車で食べるご飯ってなんだか特別ですよね。
新幹線の中で食べるお弁当も大好きだけど、ガタンガタンと揺れる寝台列車の食堂車両で食べるご飯は新幹線以上の風情がりました。
3人分の晩御飯を平らげて、満腹で座席に戻ると、スタッフの方が座席をベットに作り変えてくれているところでした。
すごいスピードでベットが完成。職人技です。
各ベットにカーテンが付いていてるし、リネンは清潔。
ベットは二段になっていて、私たちは2人とも下段のベットの席を予約していました。
上段より幅が少し広めになっています。快適・快適。
ただ、カーテンを閉めると扇風機の風が届かない。
窓からの風はあるけど、すごく蒸し蒸し。少し寝苦しかったなー。
そういえば、この電車のトイレにびっくり。
トイレをしようとしたら、便器の穴から線路が見えてるんですよね。
そう、なんと排泄物が線路上にダイレクトアウトするスタイル。
びっくりしました。
タイの寝台列車はみんなこのスタイルなのかな?
だとしたら、タイで線路を歩く時は気をつけなくちゃ。
5:00 寝台列車の朝は早い。スタッフの方がやって来て、ベットを座席に戻していきます。
朝ごはん。
昨日の晩御飯に付いていた、バナナとバナナマフィン。
バンコクに近づくにつれて、車窓から見える景色がどんどん都会的にな景色に変化していきます。
6:25 バンコク着
予定時刻の50分遅れで到着。
バンコク駅はでっかいなあ。
早朝にも関わらず沢山のお客さんで賑わっていました。
感想
初めての寝台列車は、スリーピングバスや飛行機より楽しく、とても快適でした。
バスより広いスペースで過すことができ、飛行機よりもゆっくりと景色を楽しめる寝台列車。予想以上にリラックスしながら移動することができました。
他の国の寝台列車にも挑戦してみたいと思います。
これからチェンマイ↔︎バンコクの寝台列車に乗られる方へ
・可能であれば早めの予約・切符購入を。私達はもっと遅い出発時刻の電車へ乗るつもりでしたが、売り切れていました。
・車内は蚊が多いので、虫よけスプレー必須。
・ベットは下段の方が広め(値段も少し高い)
・ノンエアコン車両は普段エアコン生活されている方にはきつい暑さ。
・エアコン車両は極寒。夏でも羽織物が必要(みんな冬の服装でした)
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