夫です。
世界の映画館を巡る、世界一周映画館その7。
シェムリアップで映画館を探したら普通のシネコンしか見つからず、カンボジアは無しかなーとあきらめかけていた時に見つけた
『World Theater Project』
映画を観られない環境の子供に映画を届けて、子供たちに夢を持ってもらう、というコンセプトの元、移動映画館を運営されている日本のNPO。
調べてみると小学校での上映に一日ボランティアとして参加できるのツアープランがあるじゃないか。これは行くしかないっしょ!と、迷わず申し込んだ。
当日、朝8:30、スタッフと機材を乗せたトゥクトゥクが宿まで迎えに来てくれる。
今回お世話になるWorld Theater Projectカンボジア駐在員の大西さん。
トゥクトゥクの上で活動内容などを聞きながら30分ほどで小学校に到着。
今回は4.5年生のクラスで上映
先生に挨拶し機材搬入。
このスクリーンを貼る瞬間がなんとも映画的でいい!「始まるぞー!」って感じ。
生徒は上映があると聞かされてなかったみたいでざわつく。
ブラインドを閉めて、映画館の出来上がり
起立、礼、の後いよいよ上映
今回上映するのはやなせたかし先生の『ハルのふえ』。カンボジア語吹き替えバージョン。
ほとんどの子が映画初体験らしく、食い入るように観る。
僕の初めての映画はドラえもんの魔界大冒険だったなー、めっちゃ怖かったなー。なんてことを考えながら観てた。
すると、何か面白いことやってると嗅ぎつけた他のクラスの子供たちがやってきた。
立ち見も出て盛況、盛況。
みんな瞳をキラキラさせて観ていた。
無事上映終了、拍手喝采。
上映後は、映画の内容にからめて自分の夢について考えるワークショップ。
将来の夢について書くんだけど、あまり職業を知らないらしい。今回の映画が子供たちの世界を拡げるきっかけになればいいな。
休み時間になり校庭で一緒に遊ぶ。
みんなで記念撮影して、終了。
いやーとても楽しかった。初心を思い出した気分。何の初心かわからないけど。しかも今回のボランティアツアー参加費が次の子供たちの上映につながるということで嬉しい。参加して良かった。
World Theater Plojectに興味を持たれた方はこちら。
World Theater Project – NPO法人 CATiC
現地ツアーだけでなく、日本からのツアーや、日本でのイベントもあるとのこと。
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